宿泊体験プログラム
市で募集していたプログラムに応募し、息子ちゃんと参加しました。
小学校高学年になったら宿泊学習で使う施設を親子で宿泊体験してみませんか?というプログラム。
場所は広い国立公園の中にあり、熊がよく出ることで有名です。
親子約20名で週末の宿泊でした。
わりと都会っ子の息子ちゃんにとっては、どれも貴重な経験だったと思います。
土曜日の午前中に集合したら、まずは昼食のカレー作り、薪割り、火起こし。
薪割りも、薪を組むことも、マッチを使うことも初体験の息子ちゃん。
何よりもここをぜひぜひ息子ちゃんに体験させてあげたかったんです。
現代っ子の息子ちゃんは、身の回りの生活環境が整いすぎていて、工夫をこらすとか無いものは代用するとかの発想が乏しいです。
それは旦那ちゃんからも感じました。
数十年前、旦那ちゃんと二人で3年間の海外留学をした時のこと。 色々な国を転々としていたため、住む家の環境は整っていませんでした。 特に炊飯器はどこの家にも備わっていません。お米は食べられないのか…と、嘆いた旦那ちゃん。
鍋でご飯を炊けることを知らなかった旦那ちゃんに本気で驚きました。
私は小学生の頃、ガールスカウトに入っていてキャンプ生活を何度も経験していたので、鍋でも計量カップがなくてもご飯の炊き方は知っていました。
息子ちゃんには旦那ちゃんのような生活力の低い人にはなってほしくない!(笑) そんな思いからの、今回の申し込みにつながっています。
体験プログラムは子供が主体で進められていくため、危険なこと以外は親は見守る姿勢です。
危なっかしくてヒヤヒヤしたけど、初の薪割り。
薪を組んでマッチで火起こし。
薪の太さによって燃え方に違いが出ること、どう組むと安定して火が燃え続けるのか、何度も失敗して火がつきました。
そしてお米をとぎ、鍋でご飯を炊く。
同時にカレー作り。
息子ちゃん作のお昼ごはんが完成!
自分で炊いたご飯と、しゃばっしゃばのカレーでしたが、とても誇らしげな顔で盛り付けてくれました🤭
最高に美味しかったです★
その後は森の中探索、キャンプファイヤー、星空観察、夕食、お風呂、就寝。
外は氷点下になり、部屋の中の暖房はついているものの20度設定と低め。
普段は暖かい部屋で薄着で寝ている息子ちゃんですが、靴下も履き、上着も着たうえで寝袋に入って寝ました。 床は薄いマットだったので朝には背中が痛かったそうです。
朝は早起きをして日の出を見ました。
今回の宿泊体験は貴重な経験が沢山できて、息子ちゃんがいつか役に立つことがあればいいな〜と思っています。
薪割りと火起こしが最も楽しかったそうです。
でも最後に息子ちゃんから一言。
「泊まるなら、やっぱり温泉がいいな🤗」でした(笑)